マクドナルドで思い出した・・・

 昨日の夕食はマクドナルドで。いや、肉を食べたくてセルフサービスの店に行ったのだけれど、高くて断念。円安が恨めしい。仕方がないのでマクドナルドに変更したのだ。日本にはないタイプのセットを頼み、大きなバーガーにかぶりつき、コーラを飲んでいたら、2人の女性のことを思い出した。

 1人は知り合いの研究者の娘さん。そのお宅では健康に大変気をつかっていて、自然食品中心の食生活。その結果、娘さんは添加物など使った食品に拒否反応を示すようになった。マクドナルドをはじめとするファーストフードは一切ダメ。友だちのほとんどはマクドナルドに通うのに、彼女は一緒に行かない。今から10年ほど前に聞いた話。当時、彼女は高校生だった。

 もう1人は非常勤先の授業を受講していた学生。フランスだったかイタリアだったかスペインだったか、そのすべてだったか、いずれにせよ食が豊かなヨーロッパを家族で旅行したのだが、食事が全然合わなかったという。彼女曰く「まずい」。で、おいしかったのがマクドナルド。マクドナルドで食事をすると、「ホッとした」。数年前の話だ。

 両極端に位置する女性のことを思い出しながら、「まあ、日本で食べるのと同じだな」、けれども「今回の滞在中は、マクドナルドはもういいかな」と思ったのだった。