小保方晴子さんの快挙に思う・・・(1)

 小保方晴子さんが新たな万能細胞を開発した(という表現でいいのかな)というニュースに接して、(学部は違うけれど)OBとして、その快挙を祝福したい・・。

 研究に関する報道に加えて、その人柄などについてのニュースも多く流れている・・・。

 毎日新聞中2のときの読書感想文を持ってきている(当然、毎日新聞社が主催)し、早稲田もハーバード留学体験記をサイトに掲載している・・・。

 かっぽう着、ムーミンのシールやピンクや黄色に塗った壁なども注目されているので、「おっさん」視点の記事が多いといった批判もあるようだ・・・。


 でも、こうした研究に関係ない人柄の話は、日本のメディアの定番記事ではないか? たまたま30歳の女性が快挙を成し遂げたから注目が集まっているけれど、これまでもノーベル賞を取った方々について「こんな一面も」的な、研究に関係しない記事はあふれていたような気がするのだけれど・・・。むしろ、ワイドショー的な「のぞき見趣味」的記事が多いことが問題のように思う・・・というと、「読者や視聴者が望んでいるから」と回答されるだろうから、要するに日本人自身がこういう研究に関係のないゴシップ的な記事が好きなのだろう(と少なくとも思われているのだろう)。