インク沼・・・

 万年筆を使うようになると、いろいろなインクを使いたくなる・・・。インクに凝り出すことを専門用語でインク沼にはまると言うらしい・・・が、3日連続でボトルインクを買っている私も、どうやら沼に足を踏み入れつつあるようだ…。


 万年筆のおもしろさはいろいろある。軸のデザイン、素材、ペン先の太さに意匠…。インクもその一つ…。

 万年筆のメーカーのインクを使うことが推奨されているが、インク専門メーカーもたくさんあるし、文房具店がオリジナルのインクをたくさん出している。同じ名前の色、たとえばブルーブラックといっても、ブルーに近いものから黒に近いものなど、さまざま…と知って行くと、いろいろ試したくなる…ということで、万年筆が増えるたびに(同じインクは使いたくないから)インクも増える…ということに…。

 ブルーブラックに、ブルーに、黒に…と、基本の色をそろえた…。で、新しい万年筆が増え、それも茶系の軸だとか、紫っぽい軸のものを購入すると、それに合わせたインクが欲しくなるでしょ!?

 で、気づけばボトルインクも研究室の机の引き出しの3分の1ぐらいをしめるようになってきた…。ネットを覗くと、インク沼にずぼずぼにはまっている諸兄がたくさんいらっしゃって、その方々のブログを見ては、次はこのインク…と思案するのだが、いや、入れる万年筆がない…からまずは万年筆の購入を…と、インク沼のみならず万年筆購入の泥沼にはまっていくのである…。