2012年を(個人的に)振り返る(教育)・・・その2

 学期試験を止めた理由・・・。

 半期の授業の成績を1回の試験の点数でつけることに限界を感じたのが主な理由。もちろん試験の点数に出席を考慮したりすれば、eラーニングシステムを使った復習テストの点数を加味すれば、より総合的な成績を出すこともできよう。それにしても・・・。


 できそうだと思った学生でも、割ととんちんかんな答案を書いてくることがあったり、「AではなくBである」と述べたりしたのに、「Aである」と解答する学生がいたり・・・。成績をつけるだけで、間違った理解をしたまま単位を出すことがよいのか・・・と考えて、学期試験を止めた・・・。とりあえず授業中に3回の小テストを実施し、採点し、返却時に簡単な解説を加えたり、平均点を伝えたりすることにした・・・。

 効果のほどは、まだよくわからないが、個人的には勘違いをしたままの学生が少なくなっていると思っている(あるいは、と信じたい)・・・。