NOKIA撤退に思う…

 NOKIAが事業を見直し、日本市場での携帯端末販売を打ち切るというニュースが先週流れた…。

 E71を快適に使用している身としては、何とも残念なニュースだ…。多くのユーザーにE71の高級感を味わってほしかったし、その使いやすさを知ってほしかったのだが…。

 今さらながら、日本の携帯キャリアの罪は深い…。


 各キャリアの閉鎖的サービスに適合した端末をメーカーは用意しなければいけない…。ユーザーは、キャリアが用意する端末の中にしか選択の自由がない…。htcやSAMSUNGが参入して、市場が活気づいたと思ったら、NOKIAが打ち切り…。

 国内端末メーカーは疲弊し、海外進出ができないのみならず、端末開発から撤退したところもある…。

 国内メーカーの端末が海外、とくにアジアで人気があることは、ドコモやソフトバンクの携帯が盗難に遭っている記事(asahi.comの、ドコモとSB携帯、大量盗難 機種変えやすく、転売狙い)にも書かれている…。

 ちなみに記事では、両キャリアの端末がSIMカードがユーザーによって入れ替えるできる点やSIMロックの解除が簡単にできてしまう点を問題点のように書いているが、、そもそもSIMロックフリーの国内メーカー端末が海外で販売されいていれば、盗難事件も起きないだろう…。

 国内外のユーザー、国内外の端末メーカーを犠牲にしたキャリア縛りに、改めて強く抗議する。