ラインマーカー

 文具の購入を控えているといっても、例外はある。たとえばラインマーカーで、頻繁に使うし、インクがすぐなくなるし、よくなくすし・・・ということで、頻繁に購入する文具なのだが、最近買って、気に入っているのが、ぺんてるのノック式のもの


 本を読んでいて、ラインマーカーを使用する人は多いだろう。私もそうで、イエローを愛用していて、いつも片手に持って文献を読んでいる。

 ところが、ほとんどのラインマーカーはキャップ式で、キャップ式は当然のことながらマークするときにいちいちキャップを外さなければいけない。些細なことだが、これが面倒だ。キャップを外すという所作で、思考が中断されたり、あるいは視線がずれたり、ページが閉じたり・・・。ずっとキャップを外しておけばいいかもしれないが、インクが蒸発したり、あるいは誤って関係ないところ(それが本であったり、指であったり、服であったり)にインクをつけてしまうこともある。

 ところがノック式なら片手だけの操作で、すぐにマークすることができる。思考が中断されることも、視線がずれることも、ページが閉じることも皆無に近い。

 以前、OHTOからノック式のものが出ていて、便利に使っていた。もっともインクがすぐになくなるという欠点があって、インクがカートリッジ式ではないものだったから、頻繁に買い換える必要があった。今はもう見ないのだが、生産していないのだろうか。

 インクについては、ぺんてるのノック式ラインマーカーはカートリッジ式だからOHTOのものに感じた不満は少ないだろう(私はまだカートリッジを交換したことはない)と思う。

 個人的にはもう少し握りが太くて、すべらないような工夫がされていたらいいと思う(OHTOのマーカーは太くて、すべらない工夫があった)が、それは今後の改善に期待することとして、とりあえず何本かストックしておこうと思っている。