注意のコンテンツ・・・に注目する

 教員が学生に注意したり、学生を叱ったりするのは、学生に正しく学んでもらいたいからだ。レポートを書けといっているのに、単にコピペしているだけでは言われていることをきちんとやっていないだけでなく、場合によっては剽窃になる。

 声を荒げたり、嫌みを言ったり、注意の仕方は教員さまざまで、学生からすればもう少し別の注意の仕方があるだろうと思うかもしれない。しかし、重要なことは、注意の仕方ではなく、注意のコンテンツ=内容である。とりあえず注意されている内容にのみ注目して、言ったとおりやってみてほしい。言われたとおりにやってくれれば、教員だって怒りはしない。

 注意の仕方ではなく、注意のコンテンツ=内容に注目するというのは、当たり前だがなかなか気がつかないことだ。このアイデアは、以下の本からいただいた。本来はビジネスマン向けの本だが、勉強についてのちょっとしたコツがほしい学生は読んでみるといいだろう。

IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣
原尻 淳一 小山 龍介
東洋経済新報社
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