後輩から電話

 とある地方大学に勤めている後輩から電話。用件は早々に片づき、その後雑談。といっても、ほとんどは愚痴。

 どこの大学もいろいろ問題を抱えているが、彼のところもかなり大変なようだ。その中で一番驚いたというか呆れたのが会議の長さ。

 彼の大学もカリキュラム改革の最中らしいが、学科間の調整に時間がかかったらしい。教授会へ提出する原案も、会議で委員全員がそろって、ああでもない、こうでもないと作っていったとのこと。おいおい、そんなやり方ではいつまで経っても原案などできないだろうと思ったら、原案作りの最後の会議は、午後6時から始まって午前3時半までかかったとのこと。午前3時半にたたき台が完成したのだと言う。そんな運営の会議が毎週1回、1ヶ月半ほど続いたらしい。

 うちの大学もかなりトホホな運営をしているが、彼の話を聞くと、至極まともな大学に思えてくる・・・。