抽象的で・・・

 英書を読んでいる。前回まではアメリカやヨーロッパの歴史の知識がないと読めなかった。しかし、これらは(手間はかかるが)調べればわかることだ。今回は文章の抽象度が高く、何を言いたいのか、ダイレクトにわからない。抽象的な単語が用いられ、それらに与えられる可能性のある訳語を考えながら読み進めていくのは、かなり疲れる。しかし、とにかく読み進めていかなければ、筆者の主張は理解できない。そうして、我慢して読んでいくと、ある時点で、「ああ、そういうことだったのか」と理解できるはずだ・・・、と信じていくしかない。