今日の3年(英語)ゼミ

 4限の3年ゼミ。まずは英語学習についての説明。少々ハードかと思ったが、せっかくやる気になっているようなので、こちらが考えている手順を説明し、納得させる。購入した参考書に載っている単語、熟語、例文の暗記テストが基本。単語、熟語、例文をしっかり暗記することは1人ではなかなかできない。どうしてもさぼってしまう。それでみんなで競争しながらやることにする。水曜日のゼミの時間だけでは勉強量が足りないので、別の日の昼休みに自主ゼミという形で集まることにした。異議はなかった。異議を言わせなかったというのが正しいのだろうが・・・。

 説明の最中、これまでにない張りつめた空気が教室を支配した。みんな神妙な顔つきだ。不安と希望と期待とが入り交じった複雑な顔だ。自分たちにできるのだろうかという思いとこれをきっかけに変わりたいという願望が交じっている。いつものだらけた、あるいは間の抜けた顔ではない。引き締まったいい顔だ。こういう顔つきを見たかった。

 英語は1つのきっかけで、英語ができるようになることがわれわれの目標ではない。英語を使って、さまざまなことができるようにすることがわれわれの目標である。さしあたって、ゼミ論に使う英書を自由に読めるだけの力をつけることが目標だ。それもかなり短期間で達成したい。