読み続けていると・・・

 大学院で読む英書の予習を続けている。まだ終わらないのだが、前回の分と会わせて50ページほど読み進めたことになる。このぐらい読んでくると、著者の英語にも慣れてきて読みやすくなる。

 最初、読みにくいと感じる英語であっても、我慢して単語を丹念に調べて読んでいくと、次第に読めるようになるはずだ。そういう状態になるまで、頑張って読んでみることも必要だ。

 逆に、結構なページを読んでいるのに、よくわからないということであれば、そもそもその英書が合っていない。つまり、研究に不必要な英書か、あるいは英書を読むだけの専門知識が不足しているかのどちらかだ。別の英書を読むか、まずは和書を読んで専門知識を身につけることをした方がよい。

 もっとも授業で使われているテキストの類ならばそうもいかない。その場合には、もちろん我慢して読み進めるしかない。私の担当している授業の受講生の中にも、このケースに当てはまる学生が何人かいることだろう。