自分たちの…

 ワールドカップは1次リーグ2試合を終えて、1分け1敗…。決勝トーナメント進出の可能性は残しているものの、確率はかなり低い…。

 それにしても…。


 なぜ、代表メンバーは、「自分たちのサッカー」というのにこだわるのだろうか…。私が期待するのは1次リーグ突破で、決勝トーナメントをできるだけ勝つこと…。

 FIFAランキング上位と当たるわけだから、普通に考えれば「自分たちのサッカー」ができないことは明らか…だと思うのだが、なぜそれにこだわるのか…。

 確かにコートジボワール戦は「自分たちのサッカー」ができずに敗れたのかもしれない…。それに対してギリシア戦は「自分たちのサッカー」ができていたように思うかもしれないけれども、勝てなかった…。

 思うに、「自分たちのサッカー」にこだわる限り、勝っていけないのではないか? どういうサッカーであろうと、ワールドカップでは勝つこと、あるいは、それ以上に負けないことが第一のはずでは…? どういうサッカーをしようと、負けないでほしい…。

 それに…。今日のギリシア戦…。確かに「自分たちのサッカー」ができていたかもしれないけれど、実は堅守を誇るギリシアに「自分たちのサッカー」をさせてしまっていたのでは…?

 「自分たちのサッカー」をやることは必要だろうが、それ以上に相手チームに「自分たちのサッカー」をさせないことが勝つために求められると思うのだけれど、それができない…ということであれば、この国の代表チームは競合にはほど遠く、ワールドカップで勝っていくことも厳しいように思われる…。

 もちろん第3戦に勝って、決勝トーナメントに進出することは期待している…のだけれど…。