はにわと制服

 zakzakに、ちょっと残念!? 中学校の女子生徒制服もズボンに、の記事・・・。

札幌市南区の市立南が丘中学校(全校生徒約400人)が、2008年度の新入生から、男子だけでなく女子生徒の制服もズボンにする。冬だけのズボン着用や、ズボンとスカートの選択制とする学校はあるが、通年でズボン着用を原則とするのは中学、高校を通じて全国的にも極めて珍しい。

 見出しの「ちょっと残念」は誰が残念に思うのか、不明・・・。

 札幌市内では「制度上はスカートとズボンの選択制にしている学校が多い」そうで、「同中でも約25年前から選択制だったが実際には、周囲と違うことをしたくないという心理からか、ズボン派の生徒はごく少数だった」とのこと。その結果、スカートの下に防寒用ズボンをはく、「見苦しい」「はにわルック」派が多かったようで、原則ズボン着用に至ったようだ・・・。夏はスカートも可とのこと・・・。


 制服をやめればいいだけだろう。

 寒いか、寒くないか、寒さを我慢するか、我慢しないか、自分をどう見せるか、衣料費がどの程度かかるか・・・、制服をやめて考えさせればいい。

 「周囲と違うことをしたくない」という生徒が多いから無理だろう、派手な服を着てくることになるだろうといった反論があるかもしれないが、自分のことは自分で考える、周囲に迷惑をかけない限り好きなことをする、その代わり自分で責任をとる・・・、そういったことを考えさえるのが、教育だろう。