続・若手の不安

 非常勤に教歴を求めることがどれだけ若手を不安にしているか、というエントリを昨日書いたが、専任になっても若手の不安が消えるわけではない・・・。


 たとえば任期制の場合・・・。

 所定の数の論文を書いていれば、問題なく昇任される、とわれわれは考える。

 が、当の若手はやはり不安だ。過去に理不尽な人事が行われたり、あるいは昇任に絡んで[脅し]をかけたり・・・。そういうことがなくても、委員会の仕事がたくさん押しつけられる・・・。場合によっては、任期切れでポイされるかもしれないのに、年配の長老教授よりも責任のある仕事をさせられている・・・。

 それなりの不安はあるのだろうと思っていても、実際に話を聞いてみないとわからないことがある。他学科の教員ならば、なおさらだ・・・。

 金曜日の夜、2時過ぎまで続いた3次会で、若手教員の不安な心情を聞いた。私一人の力ではどうしようもないこともあるが、彼らの不安を少しでも取り除くよう努めていく。