厳しい・・・

 出版事情は厳しい。

 今日、出版社へ行って、改めて実感した。とくに海外の専門書の翻訳出版は厳しい。

 「いい本だと思います」

 編集者も認める。が、次の質問にわれわれは答えられない。

 「どのくらい売れますか?」


 われわれの研究者仲間が買って、あとは図書館で・・・、確実にはけるのは200部・・・行かないだろうな・・・。

 当然、編集者の顔は厳しいまま・・・。

 一応持参金(翻訳助成金)付きで話を持って行ったが、足りない。

 今度、海外逃亡したときに、著者と会って、この話をしてこないといけない・・・。