やればできるじゃん・・・

 昨日の英書の話の続き。


 「何か質問はありませんか」と尋ねたら、前方に座っている2人の学生から手が挙がった。

 質問を聞いたあと、「誰かわかる人?」と聞くと、手が挙がる。答えてもらい、補足する。

 で、最後までこの調子。誰かが質問し、誰かが答え、私が補足。誰からも解答がない場合は、私が説明。質問は途切れないし、また解答者も途切れない。教室の後方に座っている学生からも積極的に発言がある。

 結局、こちらから質問して学生に当てるということがないまま、授業は終わり。

 競って質問し、競って答える。前期から継続して受講している学生がほとんどで、かつ30人ほどの授業だからかもしれない。授業中に発言したら、それを成績評価に反映すると言ったことも影響しているのだろう。それにしてもいい雰囲気で授業は進んだ。前期とは見違えるほど、みな積極的に発言した。

 前方に座っている学生のテキストが見えたが、たくさんの書き込みがあった。確かにしっかり予習していなければ解答ももちろん、質問もできない。

 何だ、やればできるじゃん、やらせればできるじゃん・・・。

 もともと能力の高い学生たちだ。勉強しなければいけないし、勉強させなければいけない。