命令口調、断定口調

 私は学生と会話するときに、「・・・したらいいよ」、「・・・じゃないかな」といった言い方をする。課題をメールに添付して送るときなどは、「・・・してください」といった書き方をする。

 一方、学生に対して、「・・・しなさい」と命令口調で話す同僚教員もいる。彼らの場合は、「・・・じゃないかな」といった曖昧な表現を用いず、「・・・です」、「・・・なんです」と断定的に話す。

 小学生や中学生じゃあるまいし、大学生に命令口調や断定口調で話すべきではない、学生に自分で考える余地を残すべきだと考えてきたものの、命令口調や断定口調で話す教員の言うことはよく聞き、彼らに従う学生たちを見ていると、命令口調、断定口調で話した方がいいのかと、最近は思わないでもない・・・。