学生確保のために・・・

 大学冬の時代をどう生き残るか?学生を確保するためにはどうしたらいいのか?

 先日、ある高校の教員と話す機会があった。その高校はここ15年ほどで偏差値を上げ、定員も十分に確保している。その秘訣を聞いてみた。


 いろいろな方策の中で、もっとも効果的なのは、中学訪問、塾訪問だと、その教員は言う。全教員が分担して、その高校に生徒を送ってくる中学、塾を年に3回訪問する。手間はかかるが、これが一番確実な方法だという。その高校のOBがいれば話がしやすい。同じ大学出身ということで、コネをつくっていく。地道な営業活動がものをいうのは、生徒の募集でも同じことか・・・。

 その高校は訪問を受ける側にもなる。いろいろな大学から訪問を受ける。中には年に3回訪問してくる大学もあるという。短い時間でいいから頻繁に訪問することが必要だとアドバイスされた。

 訪問は、職員ではなく、教員が行うこと、これが重要だともアドバイスされた・・・。