続々・トホホな1日

 8時半に知り合いの研究者と待ち合わせ。が、ホテルを出るのが遅くなって、5分ほど遅れて到着。知り合いの研究者はすでに着いていた。一昔前なら電車はほぼ確実に遅れたのだが、最近は定刻通りに着くことがほとんどで、ちゃんと時間通りに行かないといけない・・・。

 資料展示の会場近くでお茶をして、昨日予約した情報センターにチケットを受け取りに行って、10時に入場。荷物はX線のチェックを受けた上に預けなければいけない。コートも預けなければいけないという物々しさ。入場者バッジもつけなければいけない(退場時に返却)。多くの職員が働いている政府の建物の中で行われている特別な展示だから仕方がないのだが・・・。

 30人ほどのわれわれのグループの準備が整ったところで、係員の女性に従って、展示室へ。「30分ほど自由に見てください」ということで、一通り見て回る。一般向けの展示なので、多くはたいしたことはないのだが、中にはきわめて貴重な資料も。とはいえ、時間がないので、ゆっくり見ていられない。そうこうするうちに時間になって、「それでは映像を見ます」。で、5分ほどの映画の予告編のような映像を見て、おしまい・・・。

 入口まで戻って、荷物を引き取り、バッジを返して、外に出る。1時間経っていない・・・。私はまだしも、知り合いの研究者は、昨日も今日も片道1時間半、4000円の電車賃(トータルで6時間、16000円)を使ってやってきた。「まったくそんな価値はない」展示であった・・・。

 ちなみにわれわれのグループ約30人の構成だが、外国人2名(われわれ)、年金生活者(とおぼしき女性)3名、男性1名以外は、社会科見学の小学生と引率教師だった・・・。