恐怖の温泉旅行・・・

 昨日、温泉旅行の招待状が届いた。学部の長老議員が参加する温泉旅行へのお誘いだ。はあ、どうしようか・・・。

 これまで3回ほど参加した。行き先はいつも同じ。山奥の温泉地にある由緒ある旅館に泊まる。その旅館の専務が、うちの大学のOBで、ある長老教員のゼミ出身なのだ。

 温泉に浸かって1年の疲れをのんびり癒そうというのが、この旅行の趣旨なのだが、とてもじゃないがのんびり過ごせるような旅行ではない。とにかく酒、酒、酒の旅行である。温泉に浸かるというより、酒に浸かるような旅行である。

 3月上旬のある日、午前中にあるターミナル駅に集合し、特急列車に乗り込む。早速、幹事が参加者に酒とつまみを配布する。午前中の車内で酒盛りの開始である。ビール、日本酒、ウィスキーと、好みの酒が回ってくる。怒濤の飲みの始まりである・・・。

 酒盛りしながら1時間半ほど乗車し、途中で乗り換えて、ようやく温泉の最寄り駅に到着する。ここでバスに乗って、旅館へ到着。1時過ぎだろうか。「そばを食べに行こう!」ということで、近くのそば屋へ。もちろん、そばを待ちながら酒、そばを食べながら酒。

 その後旅館へ戻って、夕食までの時間を部屋で過ごす。ここでも酒が出る・・・。

 夕食はもちろん酒が出るし、そのあともスナックで、部屋で酒、酒、酒・・・。長老教員は日付が変わっても飲み続けているようだが、私はその前にダウン。

 翌朝、山菜や川魚中心の素朴な朝食。こういう朝食もいいものだなと思っていると、ビールが回ってくるorz

 朝食が終わって、チェックアウトまではさすがに酒は出ない。この時間と旅館から最寄り駅までのバスの車内だけが、酒から逃げられる唯一の時間だ。しかし、電車に乗ると、すぐに酒が回ってくる。

 途中下車してお昼(このときもなぜかそば)を食べるときにも当然酒を注文。そのあとまた電車に乗ってもまた酒が回ってくる。さすがにみな疲れ果てて寝ていて、飲んでいる教員はいないのだが、なぜか酒は回ってくる。

 ようやく出発駅に戻り、「お疲れ様でした」と解散と思いきや、「鍋を食べに行くぞ!」orz。鍋料理の有名な店があるのだ・・・。

 1泊2日、酒漬けの温泉旅行というわけで、「つきあい悪いぞ」と言われても、今年もやはり不参加にしよう・・・。