ネーミングの難しさ
このブログのことを、夕藻さんという方が、7月24日の記事で好意的に紹介してくださった。夕藻さん、ありがとうございます。
これまでにもいくつかのブログで好意的に紹介していただいて、ブロガーとしてはうれしい限りである。ありがとうございます。
が、しかし、である。
紹介してくださっている方々のブログの記事はたいてい真面目な内容のものである。そこに「大学教員のトホホな日常」という、ふざけたようなタイトルがいきなり出てくるのである。トホホである。真面目な記事を茶化しているようで申し訳なくなってくる。
大学教員としての毎日をブログで書いていこうと考えたときにすぐに思いついたのが、この「大学教員のトホホな日常」というタイトルであった。トホホな学生、トホホな同僚教員、トホホな大学運営等々、大学教員が抱えるさまざまなトホホな問題をおもしろおかしく書いていこうと思ったのが動機である。
「大学教員の光と影」なんていうタイトルも考えたが、堅すぎる。トホホ話は書きにくい。某出版社のPR誌である「書斎の窓」をもじった「研究室の窓」もパッとしない。「大学の窓」だとまるで大学の広報誌だ。
というわけで、「大学教員のトホホな日常」に決定したのだが、このタイトルが他人様のブログに登場するとは考えなかった。この点ではトホホな大学教員であった。
えっ、「トホホな大学教員なのはネーミングだけではないだろう」だって?